ウイニングポストといえば言わずと知れた競馬ゲーム。競馬といえばダービースタリオンかウイニングポストかってくらいで、私は3で触れてからというものウイニングポストを愛し続けている。それは何故かというと、育てた馬の仔がまた仔を産み……と血が紡がれていくロマンがあるからだ。
そんな個人的な思い入れはこの辺にしておいて、さっそく体験版を始めていこう。
いつからかはもう忘れてしまったけど、ウイニングポストはゲームの開始時期を選べる。往年の名馬が活躍していた時代だけでなく、生まれる前の時代だって遊べる。例えば名馬を身籠った繁殖牝馬を買ってみたり、直接庭先取引で手に入れたりして自分のものにして、史実では挑戦しなかったレースに出走したり、出走して欲しくなかったと悲しんだレースの出走を取り消したりもできる。
しかし史実期間から開始すると、史実を維持しようとする力が働く。大きなレースで一着になる運命の馬は、未来人の改変を妨げる強い力を持つのである。とはいえ絶対に勝てないということもないが、そこで下手に過去を変えてしまうと後々どこかで未来が変わってしまう危険もある。つまり、レース結果によって引退時期が変わった結果、名馬そのものや親が消失する恐れがあるのだ。
そんなこんなで色々と面倒くさいので、私は基本的に今の時代から始める。
妙に若々しく可愛らしい秘書にどきどきしつつも各種設定を進めていく。名前は適当に、でも勝負服は自分好みにしてみた。いつも思うんだけど、これからゲームを始めるぞ! というタイミングであれこれ設定させられるのはどうなんだろうか。仕方ないけど敷居を高くしている気がする。
それぞれの能力を見比べてから最終的に顔だけで牧場長を選び、秘書も顔だけで選ぶ。それもまたウイニングポストの醍醐味といえる。能力が低いと最初は苦戦するけど、結果を残していけば成長するから最終的にはルックスだけでよくなる。将来海外牧場を作ることを考えたら、数人育てておいた方がいい。まあある程度資金が増えて安定するまでは一人の能力を育て上げるのがベスト。
呼び方はどうしよう。この秘書は妹キャラっぽい印象が強いからお兄ちゃんとか兄さん(朝倉音夢)って呼ばせるのいいかもなと思ったんだけど、イベントなりバグなり何かの拍子でおっさんから「お兄ちゃん」と呼ばれたらぞっとするからご主人様で我慢することにした。さて次は何かなと思えば結婚の有無。とりあえず今回の候補二人は誰かなととりあえずお見合いをしてみることに。
結城さんはね、顔はいいよ。顔はいいけど性格がちょっとね。椎野さんもまあ嫌いじゃないんだけど、その髪型はどうなのよ。もうちょっと落ち着いて欲しいな。うーん……やっぱり結婚は別にいいかな。秘書やイベントで知り合う女の子と結婚するのが一番いい。お見合いをしてもらっておいて申し訳ないんだけどさ、しかも子持ちって。今回はちょっと断らせて貰おうかなあって――
えっ?
やっぱりさ、椎野さんも大変だと思うのよ。だってほら、子供が二人もいるんだよ。娘さんはもう一人立ちできるかもしれないけど、クソガキ……もとい、息子さんはわんぱく盛りだからね。私は昔から困っている人を見過ごせないんだ。力不足かもしれないけど、少しでも力になれたらなって。そう思うわけ。だからね、
結婚するしかないと思った。
葵ちゃんを幸せにしなきゃなって。
それはさておき、恒例の馬を貰える(実費)イベント。三歳馬か古馬かと聞かれたので、なんとなくしか分からない成績の三歳馬から選ぶことにした。右回りが恐ろしく下手な馬を選び、一億円を払って購入する。ついでに冠名も決めた。これはもう何年も同じ。ノアの方舟を使わせてもらう。二文字と三文字くらいでちょうどいいのがコレなのよね。牡牝で分けるならアダムとイヴでもいい。
記念すべき最初の馬は自家生産じゃないのでアーク。これから物語が始まるという意味も込めてジスタート。ついでに繋げて読むとアークジスタート。そう、悪事スタート。まるでこれから不正行為に手を染めるかのような馬名。縁起が悪い。体験版ボーナスのお守りとお金を貰い、これにてようやく馬主ライフのスタート! だけども流石に長すぎるので今回はここまで。端折っててこれだから、やっぱりウイポは最初の設定と年末の処理が長すぎると思う。
あと、今回はキャプチャソフトを一切入れてなかったからWindowsのゲーム機能でキャプチャを撮ったんだけど、下の方が見切れちゃってるのよね。次回以降はキャプチャソフトを導入しておこうと思う。記事としては一旦途切れちゃうけど、今もゲームを起動したままだから引き続き進めていくよ。できれば体験版で限界の一年目終了までやりたい。そして内容次第で製品版も買う。
その時金があれば。
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