Winning Post 10 2024 体験版レビュー#5 そして年末編

 長いようで短かったウイポ体験版レビューも最終回。美女と野獣な絵面からスタート。

 どうにかアンドロメダSに出走できたアークジスタート。オッズこそ微妙なものの、一応は1番人気。残念ながら調整不足で万全の状態とは言い難いが、それでも実力があれば勝てる。そう、実力があれば。オッズを見たら分かる通り、このメンツではそこまで飛びぬけた実力でもない。不安しかない心境のまま、無情にもゲートは開かれた。

 悪くはない。だが人気通りとでもいえばいいのか、素直に喜べずネタにもならない2着という結果に。臨場感のある演出が増えたのはいいけど、これは! と期待してからのがっかり感は複雑である。全く勝ち上がれない駄馬というわけでもなく、中途半端に弱い。レースを選んだ上で展開に恵まれればそこそこの賞金を稼いでくれそうな気もする。でも一年縛りじゃちょっときつい。

 しかもレース後、ジョッキーからは精神面の弱さを指摘される。そして調教師からは欠点を指摘されていまい、詰めが甘い馬という烙印まで押されてしまった。ただこの説明はどうも気になる。ライバルが出走していようが、それだけで詰めが甘くなるものだろうか。ライバルが出走していて、ライバルよりも前に位置していたら油断する……という内容の方がしっくりくるような。

 説明を兼ねたイベントも減ってきて、さくさく時は進みアークナポリのレース。抽選でどうにか枠を勝ち取ったナポリは単勝3.2倍の1番人気。印こそ立派なものの、消去法で選ばれた馬という印象は拭えない。どれでもどうにか勝てるかと思ったら危うく競り負けるところだった。頭差とはいえ勝ちは勝ち。素直に喜んでおくことにする。賞金は少しでも多い方が後々助かるからね。

 シリーズ恒例の嫌な奴が現れては初心者馬主にトレセン情報を残していく。馬を買ったり牧場を拡張したりで資金はもう残り5億を切っちゃんだけど、煽られちゃったし気になるしでいざ海外へ。

 トレセンではいい感じの馬を見つけ、3億で落札。しかし製品版を買わない限り走る姿を見ることはできない。年末に向けてまた様々な人たちと会話を交わし、表彰式へ。全く絡むことのなかったレースの優勝馬たちや見飽きるほど見てきた面々の顔を眺める。年度代表馬は牝馬3冠に加えて宝塚記念やエリザベス女王杯まで勝ってしまうルビーヴェイル。

 ウイニングポストではスーパーホースと呼ばれる強い架空の馬が居る。有名処だとサードステージという馬が一番だろうか。しかし同じスーパーホースで牝馬だというのにインデュラインより強いのか。これは今作の特性が絡んでいるのか、単にレース展開か。どういうレースだったのかが少しだけ気になる。さて、これにて体験版もおしまい。物足りなかった人は製品版を買おう。

 またいつも通りの焼き直しだと思っている人は体験版をやってみてもいいのかも。変化したのは演出だけかと思いきや、細かいところが色々と変わっているような気もする。少なくともウイニングポスト9の2022からだと結構新鮮だった。恒例イベントや挨拶イベントは辟易だけども、ウマ娘とかで競馬に興味を持った人が始めるにはいい。1年目を乗り越えれば後は楽しいんじゃないかなあ。

 でもやっぱり1年は微妙だと思う。1年っていうのはさ、365日しかないわけ。それでこのゲームは基本的に週単位なのよ。つまり52週間。52ターンで馬の尻を叩いたり女の子の尻を追っかけたりしなきゃなんない。しかも嫁は最初しか出てこないでやんの。まあいいよ。時間は限られてるからね。大抵のことは許してあげる。嫁との交流も年単位でいい。でもさ、ねえ。違うじゃん。どこ?

 私の葵ちゃんはどこ?

 娘に惹かれて結婚したのにさあ!

 最低だよこのゲーム!

 でもみんなも買おう。ウイニングポスト。

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